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・・・・・・ 澪「下位賞ばかりでしたね…。残念でしたね…」 曽我部「ううん。私、引けただけで満足だから」 曽我部「さあ次は秋山さんの番よ。上位賞当たるといいわね」 曽我部「じゃあ私、そろそろ行くわね?今日は会えて嬉しかったわ。またね秋山さん、それに田井中さんっ」 ティンローン 店員「ありがとうございましたー」 律「行っちゃったな。あー、相変わらず何か生徒会長っぽい雰囲気は健在だなー」 澪「まあそれはともかく。曽我部先輩の分まで、上位賞当てるぞ!! すみません、けいおんのくじください!」 店員「あー、けいおんのくじなんですけどね。さっきの方が買った分で売り切れてしまいました」 澪「え」 律「ありー…。澪、残念だったな…」 澪「次…」 律「え?」 澪「こうしちゃいられない!次行くぞ、律!!」ガシッ ダッ 律「ちょっ!? うわぁ!!」 ・・・・・・ 律「ハァ…ハァ…。あんな強引に引っ張ることないだろ。まだ腕痛いぞ」 律「てか次って一体どこ行くんだよ…。もう近くのコンビニではやってないんだろ?」 澪「今度は百合ヶ丘駅にあるデパートに行く」 律「は?駅…?てか百合ヶ丘って桜ヶ丘の隣駅の?」 澪「そうだ。そこのデパートの7Fのホビーショップでくじを取り扱ってるらしい。そこに向かうぞ」 律「確かあのデパートってめちゃくちゃ大きかったような…。ちっちゃい頃私も行ったことあるけど聡とか迷子になってたし」 澪「デパート内の案内板とか見れば大丈夫だろ。行くぞ!!」 * デパート店内 律「うひゃー…やっぱ広ぇー……。さすが県内有数のショッピングセンターだけあるな」 澪「よし、じゃあ早速7Fに向かうぞ。えーと、エレベーターはっと…」 律「あ、エレベーターならデパートの入口の案内図に場所が書いてあったな。こっちだ、ついてこーい」 5分後 律「まよった」 澪「うぉおおい……。何やってるんだよ…」 律「確かこの辺だったはずだったんだけどなぁ…。さっきのとこ左だったかな」 和「…あら?澪と律じゃない」 律「和!? どうしてここに!?」 和「私は7Fの書店に用があってきたんだけど…。澪たちは?」 澪「ああ。私たちはくじを引きにきたんだ」 和「くじ……?福引みたいなものかしら。なんだか澪も主婦っぽいところがあるのね」 澪「いやいや福引なんてそんな生易しいレベルのものじゃない。これは戦いなんだ」 和「そ、そうなの…。なんだか大変そうね」 律「で、ちょうど私たちも7Fに行こうとしてたところだったんだけど…」 和「あら、そうだったの。じゃあ一緒に行こうか?」 澪「本当か!?ありがとう和!」 和「確かエレベーターは…あっちの方にあったはずね」 5分後 和「あれ?さっきいた場所に戻ってきたわね」 澪「和でしても迷うとは…」 律「私が迷うのも無理ないなっ」 澪「んなこと堂々と言ってる場合か!!」 和「店員に聞いた方が早いかもね。すみませーん!」 ・・・・・・ 7F 澪「はぁ…。やっとついた…」 律「エレベーターも凄い混みっぷりだったな…。みんなくじ目的だったりして」 澪「! こうしちゃいられない!行くぞ律!!」ガシッ 澪「またな、和!!」ダッ 律「だから腕を引っ張るなってのぉおお!!」 和「……本当になんだか大変そうね」 澪「よし!ホビーショップはここだな!」キキィ 律「うぶっ!! 急に止まるなよ!」 澪「ごめんごめん。それはともかく!今はくじだ!!」 澪「すみません!けいおんのくじください!」 店員「あー、けいおんのくじなんですが、ついさっき買い占められた方がいまして…」 澪「え」 ・・・・・・ 澪「バカな……。まさか二連敗を喫するとは…」 律「みおー、もう諦めようぜ。どっちにしろ市内ではもうやってる所ないんだろ?」 澪「いや、まだ市外がある」 律「市外…?隣の市まで行くってことか?」 澪「そういうことだ。さあ行くぞ律!!」 律「すごい執念だなオイ!」 澪「次の店は結構遠いところだな……。すまん律、カーナビつけてくれ」 律「カーナビ? あっこれか」ピッ カーナビ「ウィーン」 澪「目的地を入力してっと……」ピッピッ 澪「よし。これで大丈夫だ。さあ行くぞ律」 律「へいへい」 ・・・・・・ 律「なーみおー。もう結構走ってるけどいつ着くんだー?」 ポンッ モクテキチマデアト10キロデス 澪「…あと10キロくらいみたいだから20分くらいかかるかも」 律「えぇー!? そんなかかるの?」 澪「仕方ないだろ。今回は開催店舗が少ないんだから」 律「……じゃあ着くまでカーナビであそんでよ」ポチッ 澪「おい。あんま変なボタン押すなよー?」 律「わーてるって」ポチッ カーナビ「ポンッ ユーモアモードを起動します」 澪「言ったそばからユーモアモード押してるし…。こら律。目的地に着けなくなるからやめろ」 律「えー…。じゃあこの冷静モードってのやってみるか…」ポチッ 澪「冷静モード……?そんなのあったのか」 律「そんなのあったのかって、これ澪ん家のカーナビじゃんか」 澪「パパの車のだからあんまり触ったことないんだよ。でもまあ冷静モードなら大丈夫……」 カーナビ「ポンッ さっきの道左でしたけど直ちに影響はありません」 澪「じゃなかった!!」 澪「ああ、さっきの道左だったってことはUターンして戻らないと……」 律「直ちに影響ないって言ってるし大丈夫じゃねーの?」 澪「道の場合はそうも行かないだろ。まったく変な機能ばかりだな、このカーナビは」 カーナビ「ポンッ イライラするのは運転に良くありません。冷静さを保ちましょう」 澪「余計なお世話だよ!」 澪「まったく…。もう普通のに戻すぞ」ポチッ 律「ああん。結構面白かったのに…」 澪「運転者にとってはいい迷惑! …よし。そんなこんなしてる内にもうすぐ着くぞ」 律「……今度こそくじ引けるといいな澪」 澪「律……! 応援してくれるのか!」 律「そして当たった景品をお宝鑑定団に出してお金をババーンと!」 澪「売・り・ま・せ・んー!」 ・・・・・・ 澪「着いた!」 律「ひょえー…。この辺は初めてくるなー…。なんだか新鮮」 澪「よし、じゃあ早速くじを…」 律「あっ、澪!あそこに楽器屋さんがあるぜー!!行こー」グイグイ 澪「今はくじが先!!」 ティンローン 澪「くじあるかな……」 曽我部「いらっしゃいま……って秋山さん!?」 澪「うぇえっ!? そ、曽我部先輩っ!?ど、どうして!?」 曽我部「私ここでバイトしてるの。それで今日はバイト前にくじを引きにいってたんだけど……」 律「す、すごい偶然だな……」 律「でもここも開催店舗なんですよね?何で曽我部先輩はわざわざ私らの地元まで来たんですか?」 曽我部「えっ?ここは開催店舗じゃないわよ?」 澪律「えっ」 澪「えっ、だっ、だって先輩、このサイトにはここが開催店舗って……」 曽我部「ああそのサイトね。そこは古い情報とかがたまにそのまま載ってたりするから……」 澪「そ、そんなぁ〜……」ガックリ 律「澪……。くじの代わりにこの当たりつきのお菓子買ってやるから泣き止めって」 澪「そんなんじゃやだっ! 私はくじが引きたいの!」 曽我部「秋山さん……」 曽我部「…そうだ! 秋山さん、ちょっとそこで待ってて」 澪「……?」グスッ ・・・・・・ 数分後 曽我部「秋山さん!朗報よ!!」 澪「えっ…?」 曽我部「いま店長に確認してみたら、この近くの○△町のローソンでくじやってるって!!」 澪「ほ、本当ですか!!?」ガバッ 曽我部「そこは最近できたとこだからサイトには載ってなかったみたい。しかもまだ沢山残ってるそうよ!」 澪「!! ありがとうございます先輩! よし、律。行くぞ!!」グイー 律「どわぁああ!!だから張り切りすぎだってのぉ!」 ティンローン 曽根部「……くじ引けるといいわね、秋山さんっ」 澪「よし!○△町に急行だ!! しっかり捕まってろよ律!」ブオーン 律「おい!ちゃんと制限速度は守れよ?」 澪「分かってるって。…待ってろよ、一番くじ。今度こそ決着をつけてやるからな!!」 ・・・・・・ ○△町 ローソン前駐車場 律「澪のやつくじ引けたかなー」 澪「律!!くじ引けたよ!」ドッサリ 律「ってめちゃくちゃ引いてるし!!」 澪「この日のために沢山貯金してたからな///。おかげで欲しいのも手に入ったし」 律「どれ?何があたったのか見せて」 澪「!! そ、それはダメ!」 律「あ、澪。バックミラーに何やら黒い影が!」 澪「ひっ!!?」 律「スキあり!」バッ 澪「あっ、こら律。返せ!」 律「見るだけだってー」ガサゴソ 律「あ…///こ、これは…///」 澪「///」 律「私と澪のフィギュア…///」 澪「これだけはどうしても当てたかったんだ///。ほ、ほら幼馴染だしなっ」 律「…みおしゃーん!!」ギューッ 澪「うわぁっ!こんなところで抱きつくなっての!///」 澪(今日は大変だったけど…無事にくじ引けてよかった!) カーナビ「…ポンッ 律澪は正義!」 おわり ちなみにどうでもいい話ですが、 1は13回引いてA、B、F×2、H×2、I、J×6という結果になりました ただJ賞6つのうち4つ唯を引くという凄まじい引きをしてしまいましたがw ?話 「ハロウィン」 放課後の音楽室 紬「そういえば、今日はハロウィンね」 唯「あー、そういえばそうだねー!! 10月31日!」 紬「パンプキンケーキ持ってくればよかったかしら?」 唯「今日のケーキもおいしいし大丈夫らよ〜」モグモグ 唯「あっ!そうだ! ムギちゃん、ちょっと待ってて」ガチャ バタン 紬「?」 数分後 ガチャ 唯「ムギちゃん、トリックオアトリート!!」←ブタの着ぐるみを着ている 紬「あ、仮装パーティーね♪」 唯「へっへっへー。お菓子くれないといたずらしちゃうぞー?」 紬「いやー、クッキーあげるから許してー♪」 唯「わーい!!」ヌギッ モグモグ 唯「…あれ?これじゃいつもと変わらないね」 紬「え、お菓子あげない方がよかったのかしら」オロオロ 唯「いやいやそれは大丈夫です!!」モグモグ 紬「何か唯ちゃんの姿を見てると私も仮装してみたくなってきたわ」 唯「さわちゃんが作った衣装にハロウィン用のないのかな?」ゴソゴソ 紬「あっ、がぼちゃの服があるわ!」 唯「本当だー。さわちゃん本当に衣装つくり好きだよね……」 紬「ちょっと試しに着てみるわね」ゴソゴソ 紬「どうかな?」クルルッ 唯「わー、凄く似合ってるよムギちゃん!!かわいい!」 紬「えへへー///」 唯「よーし、ここまで来たら今日はみんなを驚かせてあげようよムギちゃん!」 紬「楽しそう! 私、ハロウィンの日にみんなを驚かせるのが夢だったのー♪」 紬「で、でも唯ちゃんはその恰好でするの?」 唯「あっ… ちょ、ちょっと着替えてくるね!」 ・・・・・・ 唯「じゃーん!魔女の服でーす!」 紬「わー、似合ってる似合ってるー♪」 唯「あとはみんなを驚かせるだけだね!」 ガチャ 唯紬(来た!!) 梓「すみませーん、ちょっと遅れまし……」 唯紬「あずにゃん(梓ちゃん)!! トリックオアトリート!!」 梓「た……ってえぇっ!?」 唯「ほらあずにゃーん。お菓子くれないと悪戯しちゃうぞー」 梓「ちょっ…!?お菓子?…な、何なんですか一体!?」 紬「今日はハロウィンでしょ?だからみんなを驚かせることにしたの」 梓「また唯先輩が何か吹き込んだんですね……」 梓「でもお菓子って言われても……。あいにく私何も持ち合わせてませんよ」 唯「なにー、お菓子がないだとー? ならば!」 紬「梓ちゃんには悪戯ね!」 梓「い、悪戯…?」 唯「さああずにゃん覚悟して!」ガシッ 梓「ちょっ…!? そんな後ろから両脇掴んで! 一体何をするつもりですかー!」ジタバタ 紬「えい!」ムギュー 梓「む、ムギ先輩!!?」 紬「えへへ、私も梓ちゃんに抱きついてみたかったの」 梓(やわらかくてあったかい……)ポワー 紬「…はいっ、これで悪戯はおしまいよー」スッ 梓「あっ……(微妙に名残惜しい…)」 唯「そして私からもー、悪戯のプレゼント!」スチャッ 梓「にゃっ!? ……ってこれいつものネコミミじゃないですか」 唯「あずにゃんは今日一日それつけててね」 梓「いやですよそんなの!いくらハロウィンだからって……」 唯「えー…。じゃあさわちゃん特製のもっと派手な衣装のほうがいいかー…」ガサゴソ 梓「や、やっぱりネコミミでいいです!!」 紬「と、いうわけで仮装仲間が増えましたー♪」 梓「半ば強制的ですけどね…」 唯「次からはあずにゃんもトリックオアトリート、って言うんだよ?」 梓「はぁ…、まったく…。今日だけですからね」 ガチャ 紬「! 誰か来たわ! さあ梓ちゃん準備して!」 梓「は、はいっ」 律「うーっす……ってあれ?誰もいない……?」 唯「りっちゃん!!」ヌッ 律「うわぁ!!びっくりした! てか何だよその格好」 紬梓「りっちゃん(律先輩)トリックオアトリート!!」ヌヌッ 律「ってみんな仮装してるし!?」 唯「さありっちゃん、トリックオアトリートだよ。お菓子か悪戯か…。好きなほうを選んで!」 律「お菓子なんて言われても…。あ、食べかけのアンパンならあるぞ。食うか?」ガサゴソ 梓「それは流石にいりませんよ…」 紬「ってことはりっちゃんにも悪戯ね」ジリジリ 律「お、おい…?悪戯って何するつもりだよ? てかみなさん…?ど、どうしてそんなに不敵な笑みを浮かべながら近づいてくるのかしら…?」 唯紬梓「突撃ー!!」コチョコチョ 律「ちょっ!わ、脇はやめろって!そこ弱いんだよ! ……あははは!!」 律「はぁ…ひどい目にあった……。お前らもうちょっと手加減してくれよ…」 梓「す、すみません。なんだか夢中になってしまいまして…」 紬「ごめーん」 律「まあいいけどさ。よし、私も仮装するとするか!」 唯「はい、じゃありっちゃん。さわちゃんの服の中からすきなの選んで」 律「えーと、どれにすっかなー……。あっ!このお化けの服っぽいパーカーにしよー!!」 梓「うわ……。なんというか凄い服ですね……。ちゃっかりフードの部分にお化けの顔まで書かれていますし……」 律「ふっふっふー。これならきっと澪もビビらせられるはずだぜ!!」 梓「やっぱりそれが目的ですか!?」 ガチャ 律「噂をすれば!よし総員戦闘態勢に入れー!!」 唯紬「おー!!」 梓「唯先輩とムギ先輩もノリノリだー!」 澪「やあ、おまたせ……?」 律「ウゥー…。みーおー……。トリックオア……」 律「トリートッ!!」クワッ 唯「おぉ!なんとも怨念がこもってそうなおねだり!」 梓「ちょっと律先輩!やりすぎですよ! そんなことしたら澪先輩は……」 澪「……」 梓「あれ?全然動揺してない……」 律「くっ……。この程度では澪を驚かすのに十分でなかったか…」 紬「りっちゃんの仇は私が討ちます! わーっ!わーっ!」←扉のカゲから驚かせているつもり 梓「バレバレだー!」 梓「はぁ……。澪先輩、すみません。こんなくだらないことに巻き込んでしまって……」 律「くだらないとは何だー!私は真剣だい!」 梓「なら練習もそのくらい真剣にやってください!」 律「そ、それとこれとは話が違うし?」 紬「私は毎日真剣にやってるわよ? りっちゃん、練習は真剣にやらなきゃダメよ?」 唯「そうだよりっちゃん。私も毎日いつでも白刃どりできるくらい真剣にやってるんだから!」 律「それのどこが真剣なんだよ…」 律「てかさっきから澪のやつ反応がないな」 梓「呆れかえってるからじゃないですか」 律「そんなことないよなー? なーみおー」ユサユサ 澪「」バタッ 唯「え!? 澪ちゃん!?」 紬「……気絶してるわ」 律「ってことはこいつ立ったまま気絶してたのかよ!」 唯「わー、澪ちゃん器用だね!」 梓「んなこと言ってる場合ですか! はやく保健室に連れてかないと……」 澪「……うん?」ムクリ 唯「あ、気が付いた!」 紬「よかったわー、澪ちゃん……。驚かしてごめんね?」 澪「…いいんだ。今日はハロウィンなのに警戒してなかった私も悪いし」 律「よーし!澪も無事復活したことだし!」 梓「練習ですね!?」 律「ちがーう! 澪にまだお菓子か悪戯かを決めてもらってないだろ?だからそれを決めてからだ!」 梓「まだやるんですかこれ……」 澪「ああ、そういえば私ハロウィンのためにお菓子持ってきたんだった」ゴソゴソ 律「え!? 用意いいなみおー!じゃあ早速みんなで食おうぜ!」 澪「ああ。はい、律。これが持ってきたお菓子だ」 律「どれどれー?」 律「……暴○ハバネロ」 唯紬梓「えっ」 おわる 17
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44. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 02 13.59 ID qWjAk7mm0 私が立ち上がろうとすると、後ろから腕を掴まれた 振り向くとけいおん部の後輩の一人がにやにやと笑っている。 いちご「放して。もう帰るから」 律「純、放すんじゃねーぞ」 「とりあえず話しが終わるまではじっとしていてもらいたいからな」 純と呼ばれた後輩が小さく頷き、私の肩を押す。 純「座って下さいよ」 いちご「やだ」 私はなんとか立ち上がろうとした 45. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 04 59.13 ID qWjAk7mm0 律「別に立っててもいいさ。そこは被告席だ」 澪「これは若王子さんの裁判なんだ。復讐のための裁判だ」 唯「私達が判決を下すんだよ! 私達がね!」 皆、真剣な表情で私を見つめている。 思わず走って逃げ出したい衝動に駆られたが、後ろの後輩に 両腕をとられ、身動きができない。 裁判だって……? ばかげている。 そんな思いと同時に、背中を寒いものが駆け抜ける。 紬「判決を申し渡す!」 ことぶきさんが静かに右手をあげた。そして…… 46. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 08 59.22 ID qWjAk7mm0 「死刑!!」 「異議なし!」「意義なし!」「異議なし!」 全員が右手の拳を固めると親指を突き出し、それをぐっと下に下げた。 ジ・エンドだ。 死――? 死刑。 私はここで、けいおん部に殺される……? そんなわけがあるものか。 これは酷い脅しに決まっている。 いちご「もう許して、帰らせて」 51. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 12 24.70 ID qWjAk7mm0 「あ、あの!」 突然背後の後輩の一人が声を上げた。 「わたし、まだ初めてなんで、よくわからないんですけど!」 律「ん? ああ、純ちゃんはまだ仮入部員みたいなもんだもんな」 純と呼ばれた後輩が照れくさそうに頭をかいた。 『鈴木』と書かれたジャージを着ている。 律「まあ、特に決まりは無いけど」 「いちごが逃げるから。見つけて、殺すんだぞ」 「武器、協力、罠、なんでもありだ」 「ただし私から横取りしたら怒っちゃうからな!」 52. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 15 22.90 ID qWjAk7mm0 唯「クラスメイトとするのは初めてだよね、ドキドキするよー」 紬「一応候補は挙がってたのよ。松本さんとか二、三人」 純「佐伯ミカさん……はリストに目立った理由が無いんですけど」 「誰が提案してたんですか?」 澪「ああ、律が殺したがってたんだよ。私怨だな。馬鹿らしい」 律「なにおー!」 目の前で異常な会話が繰り広げられる。 私の頭は、まだこれが現実であるのかどうか、判断を下しかねていた。 紬「若王子さん、なんか聞きたいことある?」 聞きたいこと……? 言いたいことだらけだ。 53. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 18 04.76 ID qWjAk7mm0 いちご「こんなのはもう嫌」 「死刑とか復讐とか、意味分かんない」 両目から涙がこぼれる。私はただ黙ってけいおん部を見つめた。 律「まーだマジに考えてないわけ? あ?」 紬「まあまあ、ちゃんと説明すればわかってくれるわよ」 ことぶきさんは律にそう告げると、私の方に向き直った。 紬「軽音部はね、別名、【殺人クラブ】って言うの」 55. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 20 17.31 ID qWjAk7mm0 澪「桜高の中の選ばれた殺人集団、エリートなんだ」 紬「軽音部は仮の姿ってわけね。うふふ」 律「毎月、学校生活の邪魔になるやつをぶっ殺してきたんだぞー」 紬「行方不明として扱われているわね」 梓「毎年、新しい人材を確保するのに必死です」 紬「今年の一年は手強そうね。草食系ばっかりで」 唯「りっちゃんがアルバム見て復活させたんだー」 紬「もともとはさわ子先生の時代からあったらしいのよ。詳しくは知らないけど」 ――殺人クラブ、だって。 にわかには、いや、こんな話だれだって信じれるわけがない。 あの軽音部にそんなヒミツがあるなんて。 いちご「……だから」 56. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 23 31.06 ID qWjAk7mm0 いちご「それで」 いちご「何?」 私の問いに、けいおん部が揃ってこちらを見た。 十二の目に射竦められ、私は舌の乾きを感じた。 律「なんだよ、何か言いたいことでもあんのか」 しかし、負けてはいけない。 こんな不条理許されるわけがない。 何より…… いちご「私はなにも悪いことしてない」 いちご「迷惑もかけてない」 いちご「殺され――復讐される理由なんて無い」 58. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 25 40.33 ID qWjAk7mm0 誰も口を開かない。 窓の外には闇が広がり、まるでこの部屋とは別の世界のように見えた。 この学校に残っているのは、もう私とけいおん部だけなのかもしれない。 そんな悪寒と共に、背中にねっとりとした湿りを感じた。 やがて、呆れたようにけいおん部が唸った。 澪「だめだこいつ。救いようがないな」 唯「あー、言っちゃったねえ」 紬「ここでビシッと教えてあげたら? 何がいけないのか」 律「……よし、言ってやろう」 律「私はな、ジュリエットをやりたくなかったんだ」 60. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 30 06.44 ID qWjAk7mm0 …… …………? いちご「それで」 律「は?」 私は驚くと同時に呆れてもいた。 ジュリエット。文化祭の配役。設定。 これが私を殺す理由? どうも繋がらない。 だいたい、ジュリエット役になったことでなぜ私が殺されねばならないのか 律は、私の態度が気にくわなかったのか、突然椅子を蹴り上げ、激高した。 律「『それで?』じゃねえんだよこのアマッ!」 61. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 34 53.41 ID qWjAk7mm0 律「わかってんのか? お前だって知ってんだろ!」 「私がジュリエットなんて柄か! ああ!?」 「知ってんだよ! お前らが陰で笑ってたこと全部! 死ねよ!」 「ホントはお前かミカがあそこで演技してるはずだったんだよ!」 私は律の剣幕に圧され、思わず後退った。 律「澪がロミオ!? それだけの理由でアタシがジュリエット? ふざけんじゃねえ!」 「単なる澪の引き立て役! 当て馬じゃねえか!」 「おかげでこっちはクズファンに追い回されて大迷惑だ!」 「……じゃないはず……アタシはあそこに立たないはずだった!」 「お前は……お前らはその責任をとって死ぬべきなんだよ!」 澪「私のファンをクズとか言うな」 唯「りっちゃんださーい」 律「うるせえ!」 突然、律はスティックを私のお腹に突き出した。 痛みのあまりうずくまった私を、後ろから鈴木が押さえ込んだ。 いちご「っ……!」 紬「いいわよ、そのまま押さえてて」 62. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 39 12.59 ID qWjAk7mm0 ほんの少し開いた口に、ことぶきさんは何か固い物を滑り込ませた。 後ろから鈴木に無理矢理顎を閉じられ、私はそれを飲み込む。 ごくり。 それを見たことぶきさんは、とても満足そうに微笑んだ。 紬「今飲んでもらったのは……毒よ」 毒……!? 紬「別に大丈夫よ。すぐ効いてきたりはしないから」 「胃液で溶けるカプセルだから、今日一日くらい持つはずよ」 64. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 42 09.82 ID qWjAk7mm0 紬「まあ、あと五、六時間ってところかしら」 「あなたの残りの人生は」 得意げな顔をすることぶきさんとは対照的に、 私は顔から血の気が引くのを感じた。 紬「うふふ、ゾクゾクするわね、こういうの」 「今どんな気分なの。怖い? 悔しい? 今日の夜中には死んじゃうのよ?」 あと、五時間。 冷や汗が止まらない。死ぬってどういう事だろう。 毒って本物だろうか。やっぱり血を吐いたりするのかな、痛いのかな。 ――死ぬ。死ぬんだろうか。 紬「でも諦めちゃだめよ。がんばって! ここに解毒剤のアンプルがあるから!」 ことぶきさんは鞄から、黄色い液体の入った小瓶を取り出した。 66. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 46 02.49 ID qWjAk7mm0 紬「どう? ほしい?」 いちご「ほしい」 私は間髪を入れず返答した。 ことぶきさんは微笑んだまま、言葉を続ける。 紬「ちがうでしょ、いちごちゃん」 「ほしい、じゃなくて、もっと言い方があるでしょ?」 紬「いただけませんか、ムギちゃん様。とかね」 いちご「……いただけませんか、ムギちゃん様」 けいおん部は顔を見合わせて笑った。 67. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 49 37.65 ID qWjAk7mm0 いちご「ください」 ことぶきさんの手が小瓶を揺らし、中の液体が跳ねる。 私はそれをじっと見つめていた。 いちご「おねがい、します」 紬「え〜。どうしようかな〜」 いちご「なんでもしますから」 私は必死だった。 このままでは死んでしまうのだ。どうにかして…… ことぶきさんはじっと私の目をのぞき込むと、ぞっとするような笑みを浮かべた。 紬「いやでーす」 68. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 52 09.81 ID qWjAk7mm0 いちご「あっ」 小瓶が落ち、床に当たって砕けた。 中の液体が床にぶちまけられ、浸みて行く。 いちご「酷い……」 あたまが真っ白になり、思わずことぶきさんに飛びかかりそうになる。 それを二人の後輩ががっちりと押さえ込んだ。 澪「あいかわらず可哀想なことをするなあ、ムギ」 律「まあいつものことじゃないか」 71. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 01 58 01.76 ID qWjAk7mm0 紬「別にあわてなくてもいいのよ、いちごちゃん」 「これと同じ物をこの学校のどこかに隠したから」 紬「まだ五時間近くあるし、ゆっくり探すのもいいんじゃない?」 体を押さえていた手が離れ、私は思わず膝をついてしまった。 けいおん部は入り口への道を作るように別れ、にやにやとこっちを見ている。 律「学校の外に出ようとか考えるなよ。出たらアンプルは処分させてもらうから」 澪「病院や警察は動かないと思え。ムギの親父は凄い権力者なんだからな!」 「急げ」 「急げ」 「急げ」 「急がないと死んじゃうぞ!」 けいおん部の嫌らしい声援の中、 私はなんとかドアノブに辿り着き、廊下へと転がり出た。 74. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/18(月) 02 01 18.64 ID qWjAk7mm0 けいおん部を飛び出した私は無我夢中で走った。 彼女らに追い囃されるまま、走り、走り、走った。 気が付けば私は三年の教室近くまできていた。 私は躊躇無く教室の扉を開け、中に跳び込んだ。 はやる胸の鼓動が通り過ぎるのを待てば、 やがて恐ろしい現実が私の頭に追いついてくる。 私は、数時間以内にアンプルを探さなくてはならない。 そして、律は言った。 「逃げる私を追いかけて殺す」――と。 これからはけいおん部に襲われることも考えて行動しなくては。 争いは避けられないかもしれない。 3
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閉鎖のお知らせ l-choco への訪問ありがとうございます。 本当に突然ですが、当サイトは閉鎖という形になりました。 映画やイラストが好きで訪問してくださっていた方には ご迷惑をおかけします。 ↓ 理由は簡単に、次のとおりです。 ↓ 当サイトのリンク条件(自サイトが映画「CatCF」を扱っていること)を守られていないところから OFFさんの閲覧があり、この先運営していくのに都合が悪くなりました。 どういう風にアドレスがもれたのか、一体どこのサイトさまにリンクされているのか、調べる気力も無いので 詳しくわかりませんが残念です。 + 閉鎖にあたり、当サイトのBBS、お絵描きBBSへの一切のカキコミは削除いたしました。 無断で申しわけありません。 + 管理人別サイト 皐月のソラ(同窓) も閉鎖とします。 開設から今日まで、ありがとうございました。 ひーら(管理人) 生き残りコンテンツ LINK … このページを消すまで。
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Top 書き手一覧 こころ こころ けいおんSS書き手の一人。 由来は自身の作品、律「こころ」から。 上記作品で一気に話題となった人物。 というのも、夏目漱石とのクロスであった上記作品だが、その内容などから大量の荒らしやアンチが出現し、完結前にスレストを食らう事態となってしまった。 そこで完結を望むファンが新たに次スレを立てるもまたスレスト、といった具合にこころスレが乱立、収拾の付かない状態に発展した。 最終的には完結したものの、この騒動による関連スレは10以上となり、けいおんSS界に衝撃を残す作品となった。 あまりにスレが分散してしまったため、話題作の割には、上記作品をまとめているサイトは少ない。
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1 暗黒軽蔑チャージ ◆YCZjdMixqgアンチスレェェェ!! 1 名前:墓荒らし ◆gQH3H.T5K2 [sage] 投稿日:2011/02/07(月) 12 45 08.11 ID YOMc042r0 ヒャーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!! けいおんアンチスレを荒らしまくっている痛いけいおん狂信者暗黒軽蔑チャージ ◆YCZjdMixqgのアンチスレだぜェェェ!!!!!!! チャージィィィ!!!!!!!!!!!いつまでもこんな愚作にはまってる馬鹿者めェェェ!!!!!!!! ヒャーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!! もどる
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235 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 05 45.18 ID NHtWMg1dO 女不良A「おいッ、パン買って来いよ。」 女不良B「デザートのプリンも忘れんなよ?!」 生徒「お、お金は、、、、、?」 女不良C「はぁ?!テメェが払うに決まってんだろうが!」 生徒「で、でも、、、、、私、もう、お金ないです・・・・。」 女不良A「おいおい、なんで学校来る前に、ちゃんと用意してないわけ?マジ死ねよ」 女不良B&C「ハーイ。死ね♪死ね♪死ね♪死ね♪(ry」 生徒「うぅッ・・・・(涙)」 和「ちょっと!あなた達!!何やってるの?」 236 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 06 41.65 ID NHtWMg1dO 女不良A「あっ?なんだ?メガネ?! 文句あんのか?」 和「イジメは良くないんじゃない? ・・・・ほら、生徒ちゃん、行こッ。」 女不良B「待てよ、メガネ。私達のダチを何処に連れて行く気だ?」 和「なっ?!離してよ!」 女不良C「いいや・・・。私達のダチを拉致しようとしたんだ・・・。アンタにも、お仕置きが必要だな」 和「い、いい加減にしないと・・・・大声出して、助けを呼ぶわよ!!」 女不良A「へぇ・・・・誰が助けにくれるの?www」 和「ほ、、、、本当に、大声出すわよ! いいのね?!」 女不良A「やれるもんなら、やってみろよwwwwww」 和「助けてー!!けいおんジャー!!!」 けいおんジャー「トォッ!!!!」 女不良A・B・C「!!?」 237 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 11 03.78 ID NHtWMg1dO 女不良A「だ、誰!? アナタ達?!」 唯「桜高の平和を守るため―――」 紬「はたまた日本の平和を守るため――――」 澪「そして世界中の人達に愛と勇気を――――(この台詞・・・恥ずかしい・・・///////)」 律「けいおんジャー!!参上!!(キマッタ・・・・!)」 女不良A「(なんだ、、、、このカラフルな全身タイツどもは・・・・?!)」 唯「そのうち、あずにゃんにも、登場の時の台詞が出来るから、心配しないでね♪」 梓「は、はい・・・・・」 女不良A「誰なの?あんた達?!」 律「フッ、、、、私はリーダー・ドラムレッドの律!」 梓「ギ・・・ギターブルーの梓。(私、なんで、こんな部に入ったんだろ・・・・・)」 唯「ギターピンクの唯!」 紬「キーボードイエローのムギ」 澪「ベースグリーンの澪・・・・////////」 律「5人あわせて、正義のヒーロー!!軽音戦隊けいおんジャー!!!」 238 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 13 41.26 ID NHtWMg1dO 女不良A「(こ、答えになってねーゾ?! なんだ? 笑えばいいのか?! いや! 顔がマジ過ぎて、笑えない!! ダメだ! コイツら! はやく何とかしないと・・・・)」 女不良B「Aさん、コイツら・・・・確か、軽音楽部の連中ッス」 女不良A「・・・軽音部?」 律「フフフ・・・軽音部は仮の姿、、、、。」 紬「我々の真の正体は、正義の戦隊ヒーローなのです!」 女不良A「意味が解らないけど・・・・何の用?」 澪「あなた達、そこの子をイジめて、、、、、和にまで何かしようとしてたでしょ?」 唯「悪い人を、ブッ倒してでも、治安を守るのが私達の役目!」 律「みんな! 楽器装備(スタンバイ)は完了したか?!」 一同「アイアイサー!」 律「みんな!戦闘準備(チューニング)は済んだか?」 一同「アイアイサー!」 240 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 15 28.47 ID NHtWMg1dO 女不良A「・・・・楽器?」 女不良C「演奏でも、してくれんの?w」 唯「・・・・リーダー!ついでに戦闘演習(リハーサル)もみせてあげよー!」 律「そうだな・・・・。いけ!唯隊員!」 唯「ギターで殴られると痛いよ~」 タタタ・・・・・ドンッ! 女不良A「(うぉ!危ねぇ!ギターで殴りかかってきやがった!! これじゃ、演習じゃなくて本気じゃねーか?!)」 241 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 17 39.97 ID NHtWMg1dO 律「私がいるのも、忘れるなよ!」 女不良B「(あぶなッ・・・・棒切れで、目潰ししようとしてきやがった!)」 律「ハハハッ!! 私の両手から繰り出されるドラムスティックの突き技を喰らって、生きてた奴はいないぜ!」 紬「フフフ、、、、私達はそれぞれの担当楽器を武器としているんですよ」 女不良C「(あの眉毛・・・、脚付きキーボードを片手で、軽々と振り回してやがる!?)」 澪「私達もいくぞ!!」 梓「は、はい!!」 女不良A「なッ?! 3vs5なんて卑怯だ!?」 ドカッ!!バキッ!!ドンッ!! 243 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 19 19.54 ID NHtWMg1dO ドカッ!!バキッ!!ドンッ!! 女不良A「、、、、なんで、こっちは丸腰なのに、お前らが負けるんだよ・・・・」 女不良C「(あの眉毛も馬鹿力なだけで、大した事なかったな・・・・)」 律「ま、まだだ・・・・」 女不良B「いや、もう、やめとけって、、、、」 女不良C「これ以上、アンタらに付き合ってると、なんか私達まで、ダメになりそうだし・・・・」 澪「私達は・・・・悪には屈しない」 女不良A「な、なんか、、、、もういいよ・・・・お前ら・・・・。いくよ!アンタ達!」 女不良B&C「は・・・はい。」 244 :けいおんジャー ◆GgMfsYWJs. :2009/06/09(火) 07 23 03.32 ID NHtWMg1dO 唯「フッ・・・・勝った」 和「あなた達、大丈夫?!」 律「なんてことないよな?!こんなの。」 紬「は・・・・はい」 和「またアナタ達に助けられちゃったわね・・・・ありがとう。」 生徒「あッ、ありがとうございます。」 律「フッ、、、、礼には及ばん!! いつでも再召集(アンコール)してくれたまえ。」 こうして今日も、けいおんジャーは、桜高の平和を守ったのだった・・・・ このSSは高木「いよいよ春闘の季節ですね・・・・」 けいおんジャー2と繋がっています。
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星杯剣士アウラム(OCG) リンク・効果モンスター 炎属性/サイバース族/攻2000 【LINK-2:左下/右下】 「星杯」モンスター×2 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。 (2):このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、 そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。 サイバース族 リンクモンスター 星杯 星杯補助 星遺物補助 炎属性 能力変動 蘇生
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LINK 競馬伝説Live! 競馬伝説Live!の公式HPです。 まんきんたん村 ニックス表が便利です、生産時にどうぞ。 競馬伝説Live! νFreedom エプソムの馬主会Freedomのページ。 種牡馬・繁殖牝馬のデータが細かく乗っているので生産時に重宝します。 優駿育成会HP 管理人がエプソムで所属している馬主会、メンバーなんかが見れます。 エプソムスポーツα エプソムサーバーで行われた重賞の回顧録があります。 ぱおでん.com エプソムの馬主ぱおさんのブログ。 いろんな分類に分けてケイデンについての考察がされてます、必見。 四季の杜HP 様々なイベントを行うことでお馴染みの 北陸コスファームさんが主催されている馬主会「四季の杜」のHPです。 ニューの蹄跡 独自の視点でニューマッケットサーバーのGⅠ回顧や種牡馬考察がされている おにゅうさんのブログです。
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232 :名無しさん(ザコ):2014/04/23(水) 10 44 04 ID buk3nJVI0 OG知識で書けると思ったら形態数多いよ! 本文長すぎで怒られるくらい! 量産型ゲシュペンストMkⅡ改(ACE) ゲシュペンスト好きによるゲシュペンストのためのゲシュペンスト強化計画、 ハロウィン・プランにより生まれた機体。中心人物はカイとギリアム。 初出はOG外伝だが、多数の換装形態が出たのはこのACEPが初。 そのうちIWSP的な全武装合わせ形態が登場する気がする。 上記の通り多数の換装形態を持ち、OGではN(ノーマル)、C(キャノン)、 G(グラップル)の3形態が存在したが、ACEPではさらに5つの武装に分かれ、 3×5で合計15形態と非常に多い形態数を持っている。 基本性能は中盤機から、ばら撒かれる後半機といった具合であり、運動性も装甲も 高い数値とは呼べない程度になっている。 変わりにアイテム3なので、ゲシュペンスト好きなら愛があれば後半も使えるかも、 といった具合の能力といえる。 換装はそれぞれ、F2Wキャノンにより遠近共に戦いやすいが能力が半端なN、 砲戦用で多数の遠距離武装を持ち装甲も厚めだが運動性が最低なC、 運動性は高いが武装数が少なく装甲も薄いG、と分かれている。 ノーマルタイプ 基本性能は、HP3500、EN150、装甲1000、運動性90。 何でも出来るがパンチ力に欠ける、と、能力が足りていれば万能、 足りなくなったら器用貧乏と呼ばれるタイプ。 N1 パンチ力はないが優秀な射撃武器を持つため、射撃~狙撃戦に向いている。 前に出て反撃というタイプではないため、射程5のスプリットミサイルと F2Wキャノンチャージを主力に戦うといい。 N2 2PのM13ショットガンで位置取りしつつ、火力の高い二種のミサイルで戦う。 使い勝手はいいが射程5がなくなった分、後半戦は辛いか。 N3 HP-200、装甲-100、運動性+10 武装はM950マシンガンとジェットマグナム、T-LINKスラッシャーのみ。 しかしスラッシャーは射程5で優秀。弾数を補えば狙撃戦で使いやすい。 N4 HP+200、装甲+100、運動性-10 シュッツバルトのツインビームキャノンとF2Wキャノンを持つ、 N1を砲戦向きにしたタイプ。 しかし、砲戦をするならCのほうが良いため中途半端な形態。 N5 HP-400、装甲-200、運動性+20 特徴であるF2Wキャノン以外はプラズマカッターのみと武装を削ぎ落としている。 運動性が110と高めで、使い勝手のいいF2Wキャノンも持っているため、 普通のリアル系として使うなら全形態で一番使いやすい。弾数はアイテムで補おう。 キャノンタイプ 基本性能は、HP3900、EN160、装甲1400、運動性70 序盤から中盤の初めであれば装甲の高さも当てにできるが、それ以降は微妙。 そのため、高い射撃力を生かした砲台として戦うのが最もベター。 前に出なくてよく攻撃力もある程度あるため、他の形態よりは後半まで使いやすい。 C1 高火力のファウナントミサイルにツインビームカノンで戦う、模範的砲撃タイプ。 2Pの3連マシンキャノンによる位置取り能力もあり使いやすい。 C2 運動性+5 ツインビームカノンの代わりにスプリットミサイルを搭載している。 C5の存在もあり基本封印でいい。 C3 HP-300、装甲-100、運動性+10 ファウナントミサイルとマシンガンを下ろし、ショットガンを装備。 運動性向上による命中上昇はうれしいが、肝心の射撃力が下がるので封印推奨。 C4 HP+100、運動性-10 メガビームライフルとメガブラスターキャノン搭載。 メガブラスターキャノンはツインビームキャノンと比べ威力が100高く消費が10重い、 とほぼコンパチの性能だが選択肢の増加は単純に嬉しいところ。 C1の運動性(命中)+10とどちらを取るかはプレイヤーの趣味次第だろう。 C5 運動性+5 C2のジェットマグナムとスプリットミサイルをプラズマカッターと T-LINKスラッシャーに変更したタイプ。 C2とほぼ同じ構成だが、スラッシャーは命中も弾数も高く優秀なので、 火力よりも狙撃力が欲しい場合は選択肢に入ってくる。 233 :名無しさん(ザコ):2014/04/23(水) 10 45 59 ID buk3nJVI0 グラップルタイプ 基本性能は、HP3000、EN140、装甲800、運動性100。 運動性が最も高く、基本的に装備されているメガブラスターキャノンにより パンチ力も併せ持つタイプ。 しかしグラップルといいながら主力は射撃であり、格闘は威力1500のジェットマグナムのみ、 という形態が多くどうにもチグハグな印象。 G1 ショットガンで位置取りしつつメガブラスターキャノンを叩き込むのが基本的なお仕事。 中盤であれば前に出て囮もできるかもしれないが、反撃力は低い点に注意。 G2 運動性-5 メガビームライフルとT-LINKスラッシャーを搭載。 反撃力が増したが運動性も落ちたため、射撃寄りで運用しつつ ボスには大砲と比較的使いやすい砲台となっている。 G3 ショットガンをマシンガンに持ち替え、リープミサイルを搭載。 2Pによる位置取り能力は減ったが、射撃力は上昇。G1よりは使いやすい。 G4 運動性+5 ショットガンをマシンガンに持ち替えている。 運動性の向上と合わせ、反撃戦術にはG1より向いている。 G5 運動性+15 武装はプラズマカッターとメガビームライフルのみと、ガワはGだが 武装面では特徴が一切残っていない。 運動性も後半機に近い水準となり、ライフルによる反撃も可能なため、 弾数を補うなら全換装中最も反撃戦術に向いている。
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ジェシー「どうやら俺もおまえさんと同じオタク仲間だっていうところかな…」 ダニー「なんだよ! やっぱりそうだったんじゃないか!!」 ジェシー「ああ、悪かったよ! けどあの場じゃああするしかなかったんだよ!!」 ダニー「この僕一人を悪者にしてさ!!」 ジェシー「だってしかたねぇだろ? キモイなんて言われたかね~んだから!!」 DJ「ちょっと二人して大声出して何してるの!?」 ステフ「なになに?大声大会?私も負けないよ。 わーーー!!!!」 DJ「あんたは黙ってて」 ダニー「あっ!? DJいいところに。聞いてくれよ、ジェシーはやっぱりオタk…」 ジェシー「わーーーーーー!!!! なんでもないなんでもない!!」 ステフ「わーーーーー!!!!!」 DJ「ジョーイおじさんなんとかしてよ!」 ジョーイ「なるほど、分かった。ここは僕に任せてDJとステフは部屋に戻ってて」 ステフ「もう終わり~? つまんな~い」 DJ「いいから」 ジョーイ「はぁ……。いったいどうしたのさ? 大の大人が」 ダニー「ジェシーが自分もけいおん!が好きなのに隠そうとするんだ」 ジェシー「俺はヘンタイ扱いされるのはゴメンだぜ」 ダニー「なんだよ! あれだけ好きなものは否定できないなんて言ってさ!!」 ジェシー「いいじゃねえか! 俺はよく思われたいんだよ!!」 ダニー「こんな醜い大人になっちゃって……」 ジェシー「へん! 例えアニメ好きでも心はいつもプレスリーなのさ!」 ジョーイ「僕にしてみれば同じ趣味を持つ者同士として羨ましく思うけどね」 ジョーイ「ここは喧嘩じゃなくって仲良くなるとことだろ?」 ダニー「……ジョーイ、キミの言う通りだよ」 ジェシー「そうだよな…せっかくのけいおん!仲間だもんな」 ジョーイ「ほら、握手して」 ジェシー「悪かったよ」 ダニー「こっちも、謝るよ」 ダニー「ところでジェシーのお気に入りのキャラは誰なんだい?」 ジェシー「俺か? 俺はあずにゃんだな。あんなちっちゃなクセしてギターのテクもあるって最高だよな!」 ダニー「……やっぱりか、このロリコン野郎め! 二度とミシェルに触れるな!!」 ジェシー「そういうダニーはどうなんだよ? ああ!!」 ダニー「僕? 僕はだんぜんムギだね! ムギは天使だよ」 ジェシー「はっ!! あんな眉毛のどこがいいんだか…花の女子高生ならもっとお手入れしろっての!」 ダニー「なんだと! 僕のことはいいけどムギを侮辱するのは許さないぞ!!」 ジョーイ「なかよく!!」 ジェシー「ああ……そうだった…。悪かったよ…」 ダニー「僕の方こそ…ごめん」 ジェシー「まぁ、あれだよな。ムギが居なきゃ楽しい軽音部には成り得ないよな」 ジェシー「彼女がお菓子や別荘を用意してくれるおかげで成り立ってるって分もあるし」 ダニー「あずにゃんもみんなのマスコット的存在だからね」 ダニー「11話で律と澪が険悪な雰囲気になりそうなところをネコミミで助けてもらったし…」 ジェシー「けいおん!ファン同士でいがみあってもなんにも始まらねぇよな」 ダニー「その通りだよジェシー」 ジェシー「よかったら今度ニコニコ動画に『ふわふわ時間を弾いてみた』って上げようかと思ってるんだけど」 ジェシー「見てくれるか?」 ダニー「ああ、もちろん」 ダニー「コメントに『※鳥肌注意※』と書かせてもらうよ」 ジェシー「ははっ、よろしくたのむぜ相棒」 ダニー「全てのけいおん!族に…」 ジョーイ「あのさぁ~…」 ジェシー「ん?どうしたんだジョーイ?」 ジョーイ「僕の嫁はさわ子先生だって言ったら二人とも引いちゃう?」 ダニー「有り得ないね」 ジェシー「有り得ねぇだろ」 ジョーイ「ヒドいや二人とも! あれだけけいおん!ファン同士は仲良くって言ってたのにさ!」 ジェシー「おいおい、考え直せよ。なんであれだけのメンツの中であえてさわ子先生を選ぶんだよ」 ダニー「そうだよ。さわ子先生選ぶくらいだったら僕は純を選ぶね」 ジョーイ「さわ子先生くらいの歳が一番脂が乗り切ってるときだよ? それに女子高生と僕らじゃ吊り合わないよ」 ジェシー「ジョーイ、確かに3次元ではそうかもしれない。けど今俺たちが話してるのは2次元の話だぜ?」 ダニー「ああ、ジェシーの言う通りだ。もっと夢を持とうよ」 ダニー「それに、さわ子先生の過去の蛮行は子供の教育に悪い」 ジョーイ「あ! 今全米2億のさわ子先生ファンを敵に回したよ!!」 ジェシー「そんなにいるわきゃねぇ~だろ! だったらあずにゃんファンは全米5億は居るね」 ジョーイ「じゃあさわ子先生は全世界で20億だね!!」 ジェシー「ならあずにゃんはこの天の川銀河に1000億だな!!」 ダニー「ストップ!! 二人とも虚しくない?」 ジェシー ジョーイ「……確かに」 ジェシー「ところでダニーはいったいどこでけいおん!を知ったんだ?」 ダニー「ああ、僕の番組のおはようサンフランシスコで日本のオタク特集をしてね」 ダニー「その時に、僕は女神に出会ったってわけさ。ジェシーは?」 ジェシー「俺か? 俺はネットで日本のガールズバンドが熱いって記事を見つけて そこのリンクからYOUTUBEにアクセスしたんだよ」 ジェシー「そしたら、なんだったか、フライデーだかスクープだかいうバンドが…」 ジョーイ「スキャンダル?」 ジェシー「ああ!そうそう!それだよ!! っておたくずいぶん詳しいんだな?」 ジョーイ「まあね」 ジェシー「それでその元ネタを巡ってるうちに俺も女神に出会っちまったってわけさ」 ジョーイ「なるほどね~」 ダニー「ジョーイは?」 ジョーイ「僕は毎週日本のアニメはネットでチェックしてるからね」 ダニー「ジョーイ、キミがナンバー1だ」 数日後 ジェシー「やっと明日だな」 ジョーイ「この日をどんなに待ちわびたことか」 ダニー「明日のいつごろにくるんだい?」 ジェシー「さぁな、昼くらいじゃねーの?」 ジョーイ「僕タキシード着ちゃおうかな」 ジェシー「おいおい。まぁ、そこまでしなくってもスーツ着用くらいはしとくべきだよな」 ダニー「二人とも明日けいおん!のブルーレイが届くからってそんなに…」 ダニー「ちょっと散髪に行ってこようかな」 ジョーイ「けどジェシー。キミ明日はレベッカとデートだって前々から言ってなかったけ?」 ジェシー「ああ? そんなんとっくにキャンセルしたよ。ベッキーとはいつでも会える」 ジェシー「けど、けいおん!のブルーレイとの最初の出会いはこの一瞬だけだからな」 ダニー「ジェシー……」 ダニー「それでこそ、男ってやつだな」 ジェシー「よせよ、照れるじゃね~か」 翌日 ピンポ~ン ジェシー「おっ! 来たかな?」 ジェシー「ハイハ~イ、今開けますよ~」 レベッカ「あれ?ジェシー? 今日は何か用事があったんじゃないの?」 ジェシー「レベッカ…なんで…」 レベッカ「明日の番組の事でダニーと相談があって…」 ジェシー「ああ、そうなんだ…どうぞごゆっくり」 レベッカ「…そんなスーツ着込んでどこいくの? 私とのデートをすっぽかして」 ジェシー「いや…これは…その……」 ピンポ~ン ジェシー「今度こそか…? でも最悪のタイミング……」 キミー「こんちは~」 ジェシー「最悪じゃなくて災厄がきちまった…」 キミー「なに?そんなスーツで私のお出迎え? いや~もてる女は辛いわ」 ジェシー「あのな~…今取り込み中なの。お前さんの相手はしてらんないから」 ジェシー「DJ、お~いDJ! キミーが来てるぞ」 キミー「ああ、いいの。今日はあんたに用があって」 ジェシー「俺に? まさか本当にデートに連れてけって言うんじゃねーだろうな?」 キミー「はい、これがウチに誤配送されてきてさ」 ジェシー「……これは、けいおん!のブルーレイじゃねえか!」 キミー「相変わらず佐川にも困ったもんだよね」 ジェシー「なんで普通に受け取ったんだよ…」 キミー「中身が気になっちゃって」 キミー「でもこうやって届けてやったんだから、お礼くらいは言って欲しいもんだよね」 ジェシー「はいはい、どうもありがとさん」 ジェシー「って、なんだよこの手は?」 キミー「気持ちを金額で現してほしいかな、って」 キミー「本当は10ドルのところを今回は大サービスで5ドルにしといてあげる」 ジェシー「そいつは良心的なこった。ほら5ドルやるから早く帰れ」 キミー「まいど~」 ジェシー「はぁ~…」 キミー「あ、そうだ!忘れてた」 ジェシー「おいおい、追加料金は受付ないぜ」 キミー「私あんたにどうしても伝えておきたいことがあったんだよね」 ジェシー「なんだよ、藪から棒に」 キミー「いい歳してそんなアニメ見るなんてどうかしてると思うよ」 ジェシー「……親切なご忠告どうもありがとう」 キミー「どういたしまして」 レベッカ「ねぇ? そのアニメの絵が描かれた物…なに?」 ジェシー「いや…これは…。そうジョーイのやつが俺のクレジットカードかってにつかってさ」 ジェシー「宛名は俺名義だけど俺はぜんぜん関係ないから」 ジョーイ「さっきインターホンが聞こえたよ~。やっと届いたのかい?」 ジョーイ「僕もう待ちくたびれちゃったよ」 ジョーイ「でもジェシーが一番楽しみにしてたよね」 ジョーイ「レベッカとのデートをすっぽかしたりし…て……あ……」 レベッカ「ハーイ」 ジョーイ「……は、ハーイ」 レベッカ「ちょっと詳しく聞かせてくれないジョーイ?」 ジョーイ「お手柔らかに……」 ジェシー「あのバカ……」 子供部屋 レベッカ「もう今度という今度は許さないわ!」 DJ「レベッカ落ち着いて。確かにジェシーおじさんがアニメ見るなんてショックだとは思うけど…」 レベッカ「DJそうじゃないの、別に私はジェシーがアニメを見ようがそれすらも愛していく自信があるの」 レベッカ「ショックなのは、嘘をついて私とのデートをすっぽかしたことなの、分かる?」 DJ「……うん。分かる」 ステフ「でもジェシーおじさん、ミシェルにあげた人形をこの前こっそり舐めてたよ」 ステフ「俺の愛しのあずにゃ~ん。とか言いながら」 レベッカ「う…そ……」 ステフ「嘘じゃないもん! 私見たんだから」 DJ「それはあんたが墓場まで持って行くべきエピソードだったわね…」 レベッカ「それでも私は…あの人を愛せるわ!!」 DJ「レベッカ…」 ジョーイ「どうも~……。どうだい?落ち着いたかな…?」 ダニー「ベッキー、どうかジェシーを許してやってくれないか? 僕からもお願いするよ」 ジェシー「……」 レベッカ「私がなんで怒ってるのか分かってるの?」 ジェシー「あぁ…俺がオタクだっていうんで愛想つかせたん……」 DJ「ちょっとおじさん!」 ジェシー「なんだよDJ」 DJ「ベッキーはおじさんがアニメ好きだから怒ってるんじゃなくって嘘ついたから怒ってるのよ」 ジェシー「そうか……。そうだよな…嘘はいけない事だっていつもお前たちには言ってるもんな…」 ステフ「ミシェルにあげた人形舐めてたことも一応謝っといた方がいいよ」 ジェシー「だよな…あれは一時の気の迷いで…ってステフ!見てたのか!?」 ステフ「大丈夫だよ。私ちゃんとお墓に入るまで忘れないから! ぜーーーったい!!」 DJ「そういうことじゃないのよ……」 ジェシー「すまなかった、謝るよ…俺お前に嫌われるのが怖かったんだ…」 ジェシー「だからあんな嘘ついて……ほんっと、俺って最低だよな…」 レベッカ「反省してる?」 ジェシー「あぁ…どんな罰だって受けるさ…」 レベッカ「こんなアニメの絵より私のこと愛してる?」 ジェシー「当たり前じゃないか! 比べ物になるわけないだろ?」 レベッカ「わかった。じゃあ今後一切このけいおんってアニメ見ないんだったら許してあげる」 レベッカ「それくらいのことはしたのよ」 ジェシー「わかった。もうけいおん!は見ねぇよ」 ジョーイ「そっか……もうジェシーにはこのブルーレイは必要ないね」 ダニー「残念だけど、僕とジョーイの二人で見ることにするよ」 ジェシー「ちょい待ち! なぁレベッカ、その約束明日からじゃだめか?」 レベッカ「ジェシー……」 レベッカ「やっぱり、私達もう終わりにしましょ」 ジェシー「冗談だよ、な? 許してくれよ。お願いしますレベッカ様~」 レベッカ「どいて!!」ドン ジェシー「オゥ!!」 パサッ ジェシー「ん? おいレベッカ何か落としたぞ」 ダニー「なんだいコレは……本、にしてはなんだか安い作りだね」 ジョーイ「これは!? 同人誌!!」 レベッカ「!?」 ジェシー「なんだそりゃ?」 ジョーイ「僕も行ったことはないからよく知らないけど、なんでもオタクにとってのフェスティバルが 日本で毎年二回あって素人がそこで売りに出す本の事を同人誌っていうんだよ」 ジョーイ「ほら、どことなく絵がチープだろ?」 ジェシー「おいおい! なんだこりゃ! 男同士裸で抱き合ってるぜ!!」 レベッカ「……」 ジェシー「説明してもらおうか?ベッキー」 レベッカ「あのね…ジェシー…」 ジェシー「言い訳はなしだぜ」 レベッカ「…分かったわ。あれはおはようサンフランシスコで日本のオタクの特集を組んだ時のこと」 ダニー「なんだ…キミもだったのか…」 レベッカ「その時私は素晴らしい世界を見たのよ…。まさか男の人にあんな穴があったなんて」 ジェシー「なんだか怖いから詳しくは聞かないことにするけど」 レベッカ「でも聞いて! 私あなたにそんなこと試そうだなんて思ったことないのよ!!」 ジェシー「どうだか……」 レベッカ「……ジェシーだって、私がいないところではあずにゃんたまんね~ぜ~とか言ってるんじゃないの?」 ジェシー「なんで知ってる……いやいや、そんなこと言うわけね~だろ!!」 レベッカ「なによ!!」 ジェシー「なんだよ!!」 ジョーイ「どう思うダニー?」 ダニー「お似合いのカップルじゃないか」 ジョーイ「はいはい、二人ともそこまで~」 ダニー「キミたち結婚も考えてたんだろ?」 ジェシー「あ、ああ…まぁな…」 ジョーイ「だったらよかったじゃないの。お互い同じ趣味を持つものとしてさ」 ダニー「そうだよ、もしこのまま知らなかったら結婚してからも お互い隠しあわなきゃいけなかったかもしれないよ?」 レベッカ「そういう考えもありね」 ジェシー「まぁ…そうだな…」 ジョーイ「ほらほらハグして」 ジェシー「悪かった」 レベッカ「私も…なんだか本当の事を言えてスッキリしたわ」 ジェシー「ああ、俺もだよ」 ステフ「ねぇパパ、このコミック私も読んでいい?」 ダニー「ああ!ダメだよ!! 子供は読んじゃだめ!」 ステフ「え? コミックって子供のものじゃないの……?」 DJ「なんとなく察しなさいよ……」 ダニー「まぁ君たち2人のことはいいとして…」 ダニー「子供の教育に悪影響のあるものはあまり関心できないね」 レベッカ「そのことなんだけどダニー…」 ダニー「なんだい?」 レベッカ「ちょっと前ミシェルの誕生日会したじゃない?」 ダニー「ああそうだね、キミからもミシェルにプレゼントをくれたっけ?」 ダニー「確か絵本の詰め合わせだったような…」 レベッカ「そこにさっきの本が紛れ込んでて…」 レベッカ「昨日それに気づいたんだけど…だから今日はコレを回収しにきたの…」 レベッカ「でもどうやら夢中になって見てたみたいで…」 ダニー「……まさか」 ミシェル「ジョーイ×おいたんが至高!!」 おしまい 戻る